30年前、森に吹いた風を思い出す。

2004年11月15日

3年ほど過ごした場所、当時にしては珍しくプールがない代わりに運動場の脇に森があって（実際には雑木林程度の代物だったけど）そこで休み時間には、いつも走り回ってた（真夏は、薮蚊がきつくて入れなかったんで、秋から冬、春にかけての気候の良い時期には）
結構設備の整った大きな舞台や修道院があったりして、季節毎に、そこでしかお目にかかれないような行事があって（笑）
皆、平等にガキで、群れてみたり、一人を気取ってみたり...ガキなりにない知恵を精一杯絞って、ガキにしか出来ないような（今の歳では、いい加減恥ずかしいよな...つうか犯罪？？）事して、逆らって、笑って、とにかく、動き回ってたよ。
忘れた訳じゃない、思い出せなかったり思い出さなかったりしただけで。本当のところ覚えているのは、当時の声に顔。

先日、当時の同級生から職場に生存確認の電話が入り（その時は、本当に何も思い出せなくて）同窓会のご案内をいただいた。その後、別の同級生からも安否確認のメールが入り、そこに書かれたリンクを辿っていくと、同じ時間を過ごした連中のなれの果て（自分も含めて）の集合写真やBBSにたどり着いてしまった。

眺めていくうちに、その当時の話ではないんだけども、気になってた人達が（中には、私同様に行方不明と表示されてるのも多かったけど）平和に暮らしているらしい様子が記されていて...なんか、肩の荷が下りるというか、安心したと言うか、ホッとした。
たかが自分のやれることなんざ知れてるけども、それでも当時は、不用意な言動で傷つけたり、追い込んだりしたことは、未だに忘れてなかったから。コレがストレスの基になってるってのも承知だし、意図的でしかないにせよ「良い人」に見えるように振舞いたいってのは、この辺りがトラウマになってるんだろうなぁ。

一つだけ問題があるとすれば、掲示板で電話での惚けたやり取り、去年のセミナー時の顔写真と勤め先・業務内容が晒されてたことかな。全く、いくらクローズドメンバーだとは言え...往生するなぁ（笑）

まぁ、また直ぐに音信不通になれそうなので、公開しても良いよと確かに言ったけどもねぇ。
次からは気をつけよう。だって、現時点での彼らに対して当時の懐かしさを感じることはないだろうから、機会があったとしても自分から逢いに行くことはないだろうなぁ。（今の知識や感性を自分だけ隠したまま、当時の彼らの中で暮らしてみるのは面白そうではあるんだけどもね）

ごきげんよう〜