スイッチを切って景色を変えてみる。
2004年11月17日
こういうのは所謂デュエット曲とは言わないんだろうけど（まぁ普通の男声・女声では無理あるし）どちらかと言うと演歌みたいに下世話な歌詞と粘っこい声をアップテンポな曲で歌い上げていて（もともと管楽器が入るロック系の曲は好きだから）...懐かしい。
最近、たまたま抽選でMDプレーヤーを当ててしまい昔焼いたMDを掘り出して、通勤時に電車の中で雑音を消しながら聞いている。
かなり前のものだから、歌詞の中に出てくる小道具やら言い回しが古かったりもするんだけど、その当事の気分も合わせて思い出させてくれるのが、何とも心地よい名盤だな、私にとっては。
残念ながらバンドとしての全盛期は、殆ど聞いてなかったんだけども（イメージキャラクターみたいなのが苦手だったし）丁度、ここの恋愛にジャンル分けされた人達の文章を読んでるときと同じような「ひっかかり」が不思議と昼間の仕事でざらついた気分をなだめてくれる。
買い込んだ頃は周りに人も少なくて、部屋でスピーカーで大音量で聞いてたような気がするんだけども、今、聞くときは大抵ヘッドホン。でも、その方がしっくりくるような...こんな音がこっちから聞こえたっけか？っていう自分の記憶とのギャップも面白いしね。
それにしても結構気に入ったバンドで今も活動している人達が居ないのは、なぜなんだろう（そう言えば贔屓にして通う飲み屋も、片端から潰れて言ったような...疫病神？？）当事は、それなりに売れていたと思うんだけどなぁ。
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