ISBN:4198100101 ムック スタジオジブリ 徳間書店スタジオジブリ事業本部 2004/11 ¥2,900

そろそろ空いているだろうと当たりをつけて懐かしの茨木で見た...普通に面白かったけどなぁ。原作の方を読んでないんで、どの程度アレンジされているかは判らないけれども、2時間強の時間枠の中で、張り巡らした伏線は、一通り使い切る!みたいな感じで程よくまとまってたように思えたなぁ。
戦争は、自分の身近に害が無ければ、ただの時代風俗に過ぎないって感じも、超科学っぽいというか魔法がらみのメカニックややられキャラも物語を食ってしまうほど自己主張しすぎていなかったし(もちろん、この映画の主役たる「城」も含めて...笑)前評判で聞いていたほど、唐突なオチとも思えなかったし、この監督にしては珍しく普通(?)な恋愛シーケンスだったし、むしろ「それから二人は愉快な仲間と一緒に楽しい時を過ごしましたとさ」って〜大団円加減もジュブナイルとしては、上等なんじゃないかなぁ(エンドロールの最中に未練たらしく、本編で出来なかったお話の絵コンテを見せてくれたスチームボーイみたいに、説教臭いお話でも、ゴチャメカCG&空中戦にだけ金かけましたって事も無かったし...笑)
難点と言えば、ソフィーの配役ぐらいだろうな(^_^;)
せっかく物語の進行・気持ちの在り様によって姿が変わってるのに、最初から最後まで「妹」の声にしか聞こえてこなかった...確かに難しい役どころだと思うけども舞台劇のように観客の想像力で補完する余地のないビジュアルが付いてしまうと...いっその事それぞれの姿に合わせて二人用意した方が判り易かったんじゃないのかなぁ?(その意味ではハウルの声のキムタクは、キムタクを感じさせなくて気持ち良い演出がされてたと思うんだけども...まぁ、その辺りは好みだろうけどもね)
あともう一点、この映画もボーカル入りのメインテーマは無かった事にされるんだろうか(ナウシカガールも凄まじい扱いだったしなぁ...笑)CMでかかってた曲だけの方が印象、強すぎた所為もあるな、やっぱし。
なじゃかじゃ言ってるけども結局の所、ラピュタみたいに何度も見たいと思う程ではないけども、とりあえず良作だと思う。
(あ、「城」のフィギュアは、ちょっと欲しいかも...劇場で売られていたせせこましいゼンマイ仕掛けのものより、もう少し大きいサイズで...そうだなぁ縮尺は良く判らないけどもディテールの再現を考えると全高で30cmぐらいだと良いな♪)

コメント

kaj

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索