ベルセルク 28
2005年2月28日
なんだか物語の世界が、どんどん広がっていく...始まりは中世風の城塞都市だったと思うけども、今回は夜の海から港町ですか。妖精界にアジア風の蛮族（？）に鷹さんの愉快な仲間たち（笑）に時の輪から外れた骸骨な王様と、そろそろ登場人物も揃って来たようだし（ん意味深な子供も居るみたいだけども...誰だ？）大ネタ・本筋の方も、テンポアップしないなぁ（でも次の巻は夏まで出ない...ん、版元白泉社だ...フルーツバスケットと同じだから違和感があったんだなコミック発売一覧見ている時に）にしても、ここまで長くなるとは思わなかったなぁ（おまけに、まるっきし先が見えてこない）絵柄的には、どちらかというと苦手な方なんだけども、ここまで付き合ってしまったからには途中で止められないわなぁ読むのって感じの私にとっては困った作品の一つですねぇ。
ある個人（もうすでにヒトデナシですが）の業・欲が、最後まで貫き通される事をハッピーエンドとして捉えたくて、物語の終焉を待ちわびているのか、それとも、そんなドロドロした者たちの中で足掻き続けるものに平穏が与えられる事を期待しているのか、自分でも良く判らなくなってきましたねぇ。
オンエア版は、その意味では丁度良い所で終わらせたと言えるんでしょうね（鷹さんが腹を括り、全てを己のために裏切り...世界がじわじわと侵食され始める所あたりかな？）原作の方は、主人公を更にいたぶり続けているようですが(^_^;)
まぁ売れ始めた所で映画にしてしまうと（原作のエンディングと比較した場合）かなり、とんでもない事になってしまうのはナウシカもファイブスター物語も同様なので、仕方がないとは思いますけども...
まぁガラスの仮面とか七つの黄金境みたいには、ならないと信じて待ち続けるしかないんでしょうけどもね...あぁ、じれったい！！
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