PLUTO (2) ビッグコミックス ＊追記あり
2005年4月29日
最初から誰かに作られたものであり、ヒトの理想形に近いものを追求した結果がヒトと同じものに成り下がり、憎みあい殺しあう事と成ってしまうんだとしたら悲しいなぁ。
オリジナル版には、ここまで判りやすくメッセージを顕わにしてなかった記憶が在るんだけども、まぁこれも30数年以上前に体験した事だから、どっちでも良いんだけどねぇ。
行為のまねを繰り返しているうちに、その行為を繰り返しているものと同じか、ソレに近しい感情が芽生えてしまうとしたら...職業として「生命を絶つ」事を生業とするのは...重いなぁ。
でも必ず誰かが、その役割をになわないと（あ〜つまり、うし君やらかえる君の知性を認めずに食材に変容させる事を職業としてしまう事ね♪）成り立っていかないのが、生きるという事だとしたら...う〜ん、まぁ考え出すとキリの無い話だから（中学生ぐらいの頃かな...というか私の能力では、応えに到達する事も、実践する事も不可能だと思えてしまったので...ヒトデナシに成らない限りは）いずれにせよ、まだまだ物語りは始まったばかり（たぶん）ロクな結末が待っていないことは（オリジナル以上に）判ってるんだけども、ついつい手にとってしまったシリーズモノですねぇ。
お願いだから、オリジン（ガンダムね、お弁当やさんじゃなくて）みたく無意味に（いや意図的に）ディテールを加えて、一度終わった物語を延々と再構築し続けるのだけは勘弁してほしいかなぁ。
（基本的に嫌いなテーマではないもんだから、余計にね）
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