ばるぼら

2005年7月16日
ISBN:4048539000 コミック 手塚 治虫 角川書店 2005/07 ¥480

「こんな女と暮らしてみたい、ニート娘との同棲が男を成功に導く」っていうサブタイトルが表紙についてました、コンビニの廉価版(^_^;)

おいおい、なんでフーテン(はぁ、これもアプレと同じく最近めっきり聞かなくなった言葉だよなぁ)のミューズが「ニート」で括られるんだ?気に入った芸術家の所に転がり込みこそすれ、親のすね齧るエピソードなんて一つもないぞ、このお話の中には(^_^;)

MWとか奇子とかに通じる手塚先生らしい「黒さ」炸裂の名作なのにねぇ、安いけどもちゃんと完結してるし(ヴァンパイヤみたいに途中で放り出すことなく)ドグラマグラな展開も好きな作品なんだけどね、このサブタイトルは、あんましだ!!

最近のオンエア版では、まるっきし性格が違うとしか思えない(ただの人情家)に成り下がってるBJにしろPLUTOの後書きにしろ、息子さんは、かなり父親が嫌いなんだろうなと再確認してしまう。まぁ、アレだけの巨人と自分を比べようとすること自体に無理があるんだけどもねぇ(最近は、父親の作品も自分のモノの様に、好き放題、弄り倒して改悪してるしなぁ)
ヴィジュアリストなる怪しげな造語が泣いてるぞ!!
なんか、息子さんは父親の作ったキャラクターを「サザエさんファミリー」に貶めたいのかなと、勘ぐってしまう(^_^;)

機会があれば手にとって見てくださいな>ALL
コンビに店頭で叩き売られてるのでコストパフォーマンスだけは絶大かなぁ♪

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kaj

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