檻
2005年8月28日
期待されているであろう、立ち居振る舞いは理解しているから、強気に笑って見せる事は、幾らでもやってやろう（少なくともギャラで拘束される範疇のお話ならば）例え、相手がそれを「優しさ」だと勘違いしてしまって、「善意」故の行為だと誤解してしまうような事があったとしても、リアルな嘘を突き通してあげよう、その場その場で感じた事を直接に（ないし更に上乗せして）相手に叩きつける事まではしないでおこうという拘束を自分自身に課して置こうと思う「私」がいて、さらに嬉しい事、辛い事、楽しい事、哀しい事、いずれの場合でも感じる・感じさせるストレスの量が同じなのならば、全て、思いのまま（意図的であれそうでないにせよ）壊してしまえば、切り落としてしまえば（自分の腕を・他人の脚を）さっぱりすると思う「私」がいる。どちらも無駄に過ごした時間の中の己の残像...責は全て私が問われるべきなんだろう。
プラスでもマイナスでもなく、ただの絶対値。
在るがままで在る事を受け入れるでもなく拒絶するでもなく、同調したいと自分が感じられたときにそうできるだけの距離を置き、流れに身を任せよう...それほど難しい話じゃない、そもそも異物も含めて全てが流れそのものなんだから。
平和な世界、普通の暮らしなんてものは、初めからヒトの属性には含まれて居ないから。
「欲」こそが「生きる」って事なんだと思うから、それは私と直接・間接的に、言葉で、反応を通して、コミュニケートできない在るもの全て、植物も動物も同じだから（実現する事・満たす事の出来る欲には限界があるけれども、欲そのものは無限大だから...それこそが「生命力」に満ちていると言う事だから）
さぁてと「その時」の「私」にとっては、何をどうする事が「快い」んだろう。
繰り返し繰り返し考え続けていれば、何時かには私の持ち時間も尽きている事だろう...繰り返し繰り返し、繰り返す「日常」。
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