タイトルと「新訳」という言葉に違和感を感じ続けていたのだけれども、声の問題も多少は、あるけども、そこら辺は大人の事情って奴を考えれば、まだ許容範囲だと思うことも出来るのだけれども...どうして、あんな「普通の子供」のカミーユ君にフォウが共感を感じる事が出来るんだ??
一旦、まっさらにされた後の刷り込みに過ぎないにしろ、歳の離れた餓鬼に大人の女性ってのは、自分を預けてしまう事が出来るものなのだろうか?
一般的に男性陣にはとっては「判りにくい奴」が、突飛な行動をしただけの事と納得できるんだろうけども...コレは、一度閉じられた物語を自身の手で「無かった事」にしてしまいたかったんだと思うことも出来るけれども、それは既に続編でやりつくしてしまった事だろう?
此処まで来たから最後まで見届けようと思ってしまってるけれど、違和感は拭いきれない。
(あ、ちゃんと一人前の対価を支払ってるから文句を垂れる権利もあると私は思ってるから)
天然モノの6番目の基音の名を持つ娼婦もしくは占い師であった女性ではなく、只の4体目の被験者が、あんな「普通」の家庭に育った素直な「少年」に惹かれるものなのかねぇ...彼の良心が自分の思惑と他人の都合で殺されたと言う過去を持っているにしても、自分の甘えを受け入れられる事が無かったと嘆くような餓鬼に、なんで彼女が魅かれて行ったのか?この度の設定変更による「普通」の男の子にされてしまい、ちょっとだけ強い戦闘力を持っただけの背伸びしてるだけのマセ餓鬼ごときに...
オリジナルの設定ならば、怒りから始まる恋愛感情っていう型の一つとして、予定調和の破局に至る悲恋物語として、納得できたのだけれども...これでは、あまりにも4体目の彼女にリアリティが無い(これは、私が単に男性形で過ごしてきた時間が長いためだけなんだろうか?)
...良かったのかも知れない彼女の声が違っていたのも(^_^;)
こんな彼ならば、魂を最後に持っていかれることは無いだろう。
誰も知らない=前作とは違う物語として完結させる事が出来るだろうから...其処まで計算尽くめの布陣だったのかなぁ御大としては...言迷。
(彼が、あぁならば、続きの「明日」君の物語は、無いままで話を閉じてしまえるものねぇ。)

本来、物語は紡ぎ手の所有物だから、どう弄くろうが創造主の勝手であるというの理解できなくも無いが...酔狂にも、金を払ってみてしまったからには、、ちょっとばかり切ないかなぁ。

DVD バンダイビジュアル 2006/02/24 ¥6,300 宇宙世紀0087年、地球連邦軍のエリート組織「ティターンズ」と、反地球連邦組織「エゥーゴ」の内戦が続く中、エゥーゴに身を投じたカミーユ(声・飛田展男)は、神秘的な少女フォウ(声・ゆかな)と出会う。しかし彼女はティターンズの強化人間であり、許されない二人の恋は、カミーユの心を愛と苦悩に引き裂く。また、ティターンズ内で勢…

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kaj

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