伝説巨神イデオン 接触篇/発動篇
2006年5月6日
いやぁ廉価版だけあって、板2枚だけしか入ってないという潔い製品構成...これって、新規需要は、まるっきり考えてないんだろうな、やっぱり(^_^;)
劇場版の公開が、1982年の7月って事は、本編の放映は更に遡るんだよなぁ...かれこれ4半世紀前の作品てことか。
大体、この前の作品辺りから、総集編プラスアルファを3分割したり、大人の事情で放映期間を切られて、慌てて、映画版として最終回のエピソードを膨らまして別の作品に仕上げるって「悪い風習」が始まったのは(笑)
はっきり言って、今の目で見れば、映像処理はかなり甘い。
オチとしても、後に「イデオン落ち」と呼ばれるような「夢落ち」と同じ位に、SFとしては最近めったに見ない反則技を何の衒いも無く使ってるし(当時、エンディングのシーケンスを見ながら怒りがこみ上げてきたのを忘れない...オンエア版ならアクロバンチもやらかしてたなぁ、そういや。)尺にしても合計3時間を越えてるし、アバンタイトルとスタッフロールで重要人物をあっさり殺してしまいファンの顰蹙を買ってたのも思い出してきた。
(そういや、彼の「ゆうきまさみ」氏も、一ファンとして「イデ音頭」をハッピ着て踊ってたっけっか...全く...笑)
でも、湖川氏のキャラクターは(主人公キャラがアフロなのは愛嬌)、しっかりとした骨格を感じるし、子供の手足や首などのパーツを作劇上、情け容赦なく血飛沫と共に飛ばす描写も、むしろ今の目で再評価されるべきだとも思う。
主役は、明確な姿を顕さない、善き力により発動するヒトデナシな傍観者たる上位概念の一つである神であり、己自身の親殺しを自己防衛という目的の達成とと同時に障害となる関係者(この場合は、二つの文明系)の抹殺の過程を、やらかされる側の視点から描いた作品と私は位置づけている。
ボトムズの様に神殺し(親殺し)ではなくヒトデナシの都合で振り回されるヒトの群像劇(ま、多少のご都合主義は目を瞑ろう。なんせ相手は数百億の意思の集まりであるし目的と手段は...どう考えても「正しい」訳だし(^_^;)
なんとも自分自身の10代後半から20代前半の、現時点の私から見たら抹消したくなるような自分自身の過ごしたリアルタイムとも重なる作品なので、いろんな意味で(笑)3時間は、十分に楽しめる作品かな(完璧に視聴者を選ぶな、やっぱり...笑)
少なくともエヴァよりも(好みは別として)きちんと判りやすい落ちをつけた事は...面白いと思うんだけどねぇ...どうだろ??
劇場版の公開が、1982年の7月って事は、本編の放映は更に遡るんだよなぁ...かれこれ4半世紀前の作品てことか。
大体、この前の作品辺りから、総集編プラスアルファを3分割したり、大人の事情で放映期間を切られて、慌てて、映画版として最終回のエピソードを膨らまして別の作品に仕上げるって「悪い風習」が始まったのは(笑)
はっきり言って、今の目で見れば、映像処理はかなり甘い。
オチとしても、後に「イデオン落ち」と呼ばれるような「夢落ち」と同じ位に、SFとしては最近めったに見ない反則技を何の衒いも無く使ってるし(当時、エンディングのシーケンスを見ながら怒りがこみ上げてきたのを忘れない...オンエア版ならアクロバンチもやらかしてたなぁ、そういや。)尺にしても合計3時間を越えてるし、アバンタイトルとスタッフロールで重要人物をあっさり殺してしまいファンの顰蹙を買ってたのも思い出してきた。
(そういや、彼の「ゆうきまさみ」氏も、一ファンとして「イデ音頭」をハッピ着て踊ってたっけっか...全く...笑)
でも、湖川氏のキャラクターは(主人公キャラがアフロなのは愛嬌)、しっかりとした骨格を感じるし、子供の手足や首などのパーツを作劇上、情け容赦なく血飛沫と共に飛ばす描写も、むしろ今の目で再評価されるべきだとも思う。
主役は、明確な姿を顕さない、善き力により発動するヒトデナシな傍観者たる上位概念の一つである神であり、己自身の親殺しを自己防衛という目的の達成とと同時に障害となる関係者(この場合は、二つの文明系)の抹殺の過程を、やらかされる側の視点から描いた作品と私は位置づけている。
ボトムズの様に神殺し(親殺し)ではなくヒトデナシの都合で振り回されるヒトの群像劇(ま、多少のご都合主義は目を瞑ろう。なんせ相手は数百億の意思の集まりであるし目的と手段は...どう考えても「正しい」訳だし(^_^;)
なんとも自分自身の10代後半から20代前半の、現時点の私から見たら抹消したくなるような自分自身の過ごしたリアルタイムとも重なる作品なので、いろんな意味で(笑)3時間は、十分に楽しめる作品かな(完璧に視聴者を選ぶな、やっぱり...笑)
少なくともエヴァよりも(好みは別として)きちんと判りやすい落ちをつけた事は...面白いと思うんだけどねぇ...どうだろ??
DVD タキコーポレーション 2006/05/05 ¥10,080 人類が宇宙へ飛び立っていった未来、ソロ星に殖民する人々とバッフ・クランの異星人との間でささいな誤解から戦闘が勃発。人々は第6文明人の遺産でもある宇宙船に乗り込んで宇宙へ逃走する…。富野喜幸(現・由悠季)監督の傑作SFTVアニメ『伝説巨神イデオン』の劇場用映画。オンエア時は途中で打ち切られたため、まず『接触篇』でTVの総…
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