からくりサーカス (43)
2006年5月19日ISBN:4091201091 コミック 藤田 和日郎 小学館 2006/02/17 ¥410
お〜い、なんで最新刊の画像が出ない??
裏表紙を見ると、コミックスは残す所、後一巻との事(ちょうど、うしおととら に比べると10冊多い勘定になるのかな?)その所為か、前巻辺りから大人たち(含む人間でなくなった者・最初から人間で無い者)が、頑張る頑張る♪
たぶん、この「お話」は、連載途中に私が把握できるだけで3回は設定変更が途中で行なわれていると感じてるし(しろがねが団体さんを意味する名前であったこと、ゾナハ病の原因とその性質、後は始りを金と銀にしてしまった事)その度に「嘘」とか「お芝居」で片付けられているのが、ち〜とばかし気に入らなくも無いけども、基本的には、やっぱり、この人は上手いわ♪
(ただし、色原稿については...今一つなのが不思議でしょうがないけれど)
だんだんと「笑えない」異形の人形たちが、自我を持つに至る過程は、やっぱりフランケンシュタインテーマの好きな私にとっては、永劫に生き続けることも可能なシステムですら、感情の揺らぎを持つことが出来るかもしれない・救済されることが出来るのだという「優しい」感じは、それなりに心地良いものでもある。
さぁ、最後に「顔無し」が、良い笑顔を持つ者になれるかってのが、たぶん落とし所だと思うんだけど...「はらぁ〜いっぱいだ」って、台詞を彼が吐ける様に〆られてるとうれしいんだけどねぇ...どうだろ??
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