アマノウズメ
自分自身のセルフイメージは、限りなく低いのだが、客観的には良くも悪くも、格別、注意をひきつける程の代物ではないらしい。
つまり、実用性の観点から考えると私のリアルな外観というのは、他人にとっては、どうでも良い類の集合の一要素として捉える事のできる...ただの「おやぢ」なんだろう。
これに関して、全く疚しい気持ちが無いのかと鋭く突っ込まれたとしても(私自身がイメージを強制したわけでもない限り...実際には、何度かは、やらかしているもんで...成否は別として...笑)私にとっては、間違えられている方が「楽」だから、よっぽどの事情が無い限り(そうだなぁ、例えば、私から相手の気持ちに土足で踏み入ろうとする時以外はって所かな♪)積極的に放って置く。
初めから長居をするつもりなんて無いから、小さな鞄一つに納まるように身の回りのものは「小物」で統一しているし(実際、最近は、外を出歩く時も手ぶらってのが多い。)正体を知られて・鍍金が剥げて・化けの皮を毟り取られても、慌てる事も無い。
「あぁ〜あ、また、やっちまったか」と自涜することはあっても、やる事は同じ。
繰り返し続けた手馴れた手順で綺麗さっぱりと「私」を殺し、するっと、ヒトの群れに潜り込む。まぁ、今までの手札が良かっただけの話と言われれば、それまでだけれども、こうして、此処に、また私が居るという事が、私自身にとって、このやり方が実用的で在るという事を証明しているのだ(勿論、好き嫌いは別次元の「お話」だけどね、それは私にとっても「私」達にとっても)

うん実際問題として手札が悪い場合もあるのは知っている。
先天的な遺伝的なもの(含む隔世遺伝)何らかの化学物質の影響、後天的な他者による暴力行為や事故、自身の破滅衝動を抑えきれない場合などなど数え上げればキリが無いが、確かに文字通りの見た目が実用的でないほどまでに逸脱してしまっているケースは確かに在る。
その非実用性により、その所属する集団から疎まれ阻害され、記録に残される事も無く存在その物が無効化され抹消されてしまっている筈だという事も理解している。
立場を変えれば、堪ったもんじゃぁ無いという事を想像出来ないほどに私は傲慢ではないつもりだ(だから...この手の問題は「苦手」なんだけどもね)
だけども、
手札は、良くも悪くも平等に異なってる(枚数も強さも弱さも、有効期限も)のだから、
生き延びたいのなら声を上げろ、泣き叫べ、足掻け!
「普通」に関わりたいのなら、手を伸ばせ、周囲の人間を巻き込め!!
そうしなければ、誰にも何も伝わらない。
視えなければ、聴こえなければ、実用性の観点からは、存在しなかったのと同義でしかなくなってしまうから。

もう一つのケース。
セルフイメージのみが、ずれてしまっているとしか感じられない(まぁ多かれ少なかれ、私もその一人だと思うけども...私は、ちゃっかりズルかますのに悪用してるからなぁ...笑)場合。
手札は、それほど悪くは無いんだ。
それは、周囲の人間の対応で、判る。
「病気の毛虫を哀れむ」様な対応をされていないならば、
拘束衣を着せられて檻の向こう側に居るのでないならば、
ましてや、此方で、こうして私の書き散らした「感情」を眼にすることが出来るのならば、
十二分に実用的なものだと私は、判断してしまう。
それは「あなた」の使っている「あなた」自身の鏡が歪んでいるだけの事でしかない。
その歪みに私は、共鳴する。
いや、共感したいとも思う。
何故ならば、その歪みこそが「私」が私で在り、「私」が私以外の何物にも成れない理由でもある「個性」と称される「些細な違い」だと言う風に私は理解してしまっているからだ。

だが、
言葉は、気休め。
言葉は、空手形。
口先だけなら何とで言える。
そう、
それも実用的な評価だとも思う。

でも、
私は、
視てしまったから
聴いてしまったから
存在を認識してしまったから

私は、凡て飲み込もう。
その意義?意味?価値?

それは、私の問題であって「あなた」の問題ではない。
そして同時に、
私が、それを「あなた」に詳らかにする事に対して、私はなんの実用性も見出せない。

...だから、これは只の酔狂な「おやぢ」の独り言。
それが、一番、座りが良い。

コメント

春紫苑
春紫苑
2006年10月9日13:45

アマテラス

闇は何も反射しない。扉は此の侭にして於いてね。Nothing

時は満ちた。地に足を着ける時です。
pedigree kaj 本能の侭魂に抱かれて仕舞い。

私は愛しい誰かを追い駆けましょう。蜃気楼に恋をして、幻を追い駆けましょう。文字の魔力で呼吸しましょう。毒でも構わないから。

趣に興じたら、共に地獄に堕ちましょう。

kaj
kaj
2006年10月9日15:42

ねぇねぇ、
尋ねてみても善いですか?

「その嘘、本当?」

春紫苑
春紫苑
2006年10月10日20:20

お答えしましょう。
私は貴方ほど、裏がないので、正しくは、気持ちに出てしまうのでね。嘘は下手です。
文字に恋をしているのは本当の事です。
以前より明記しているリンクしないけど、必ず帰ったら一番に開き、朝に開き、眠る前に開く。彼のコメントは私には恋に値する。
確かに存在しておりますが、告げられぬ想い。
幻に恋しているのです。
お馬鹿にする事が楽しいかもしれませんが、地に足を着ける。私の船は降りて帰るべきですよ。私を嘲る事にはもう飽きた事でしょう。
でもね、死ぬ時は誰でもいいのよ。寧ろ知らない誰かの方が都合よかったりします。
私は、貴方の気紛れに付き合う事には、そろそろ潮時と感じております。
嘘か真かなんて誰が決める事?
私を嘘つきと、答えを、お出しになられておりますから、結構ですよ。
嘘つきのブログは心地よくありませんでしょう。
リンク外してくださいね。
私もこれを最期にしますから。
これが私の答えですよ。

kaj
kaj
2006年10月11日2:55

私は、知っている。
私自身が私の言葉を。「嘘」だと決め付けたがる理由を、
そして、
永遠に戯れて居たいだけなのですよ♪
只の酔狂な道化の一人としてね。
だから一つだけ、これは私が決して「嘘」にしてしまいたくないものは「見知らぬ他人の言葉」。
絶対に私自身が吐いたのではない事が、自分自身で確認できてしまう私自身以外の方の言葉。

私が疎むのは「正しい事だけを述べ、正しいとされる事だけしか出来ない者達」だから、本当は「あなた」には、「勿論、嘘だよ♪」と答えて欲しかったのです...それならば、長い航海も退屈とだけは縁無く過ごせると思ったから?

確かに、私の言葉は柄さえ持たぬ両刃の刃物。
切れ味が悪いが故に、ひどく「痛い」と言われることが多いのも承知しています、が、同時に同じ痛みを私は感じる事も出来る...だから、私の言葉は、どうにも曖昧で「うそ臭い」。

自分でまいた種であるのも承知していますが...
笑えない道化でしかない私が、どうして他人を笑いものに出来ましょう??

ただまぁ、仰るとおり、気紛れで在る者につき合わさせるのは、疲れる事、心を傷つける事になってしまったのかも知れません。それは、真摯に謝罪いたします。

でね、最後に一つだけ。
あのフレーズは、本当は、こう続くのです。
「その嘘、本当?」
「どの本当も、嘘♪」
「この正直ものが(笑)」
「この嘘吐きめ(笑)」
終わる事の無い掛詞、舷側でまどろみながら聴こえてくる波の音の様に永遠に繰り返される波のはじける音。

寂しいなぁ。
ここ数ヶ月、これほど直裁に言葉を交わすことの出来た方を手放してしまうのは(^_^;)
これも自業自得だという事は理解しておりますが、
もう少しだけ、同じ言葉を遊んでいただく事は、あなたにとっては苦痛ですか??

...ならば、もう一度だけ、声をかけてくださいな。
そうすれば、私も、あなたの船出を見送るか、一人港の酒場で自棄酒を呷るか自分で決めることが出来ます。

待ちぼうけも、縛り首も慣れたもの...もう少し、同じ場所でお待ちしております>彼誰時の姫御前

ひとそれぞれ
みみ
2006年10月11日4:27

ええ・・・
まと 







得てます

ひとそれぞれ
みみ
2006年10月11日4:39

ぎょ

kaj
kaj
2006年10月11日11:07

「みみ」さんへ
...判じ物ですか??
kaj

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