機動戦士ガンダムSEED C.E.73-STARGAZER-
2006年11月29日
シャトルと軌道上のステーションのデザインが、あまりにも現代のちょっと先（？）位の設計思想のように思えるのは気のせいかなぁ？
軍需用と民生品に、あそこまで違うってのは（同じタイミングで議長は特にノーマルスーツ無しで月軌道に上がってるんだけどなぁ、座席にしても現行のジャンボジェットみたいな代物だったし）どうかと思う（劇場版のナデシコで3人娘が旧世代の大気圏離脱時の加圧状態「ごっこ」をしているのを見せられるぐらい変だ）
で、モビルスーツだけは、アストレイの耐デブリ仕様のものを防衛戦力として運用している？
ま、そこん所は置いといて（そもそもC.E.にはU.C.みたいにミノフスキー粒子が発明・発見されている訳ではないから、二足歩行型の巨大人型兵器ってのに必然性が無いんだから。何気にレーダー使えてるし、核エネルギーもごにょごにょすれば、どうにかなるみたいだし...笑）とにかく人がたくさん死ぬ。
本編中の（運種の方ね）エピソードを、かなり無理やり押し込んで（ユニウス7の落下作戦中のコーディネーターの叫びが、微かにラジオから聞こえてくるとか、デストロイ運搬用陸上母艦で主人公の一人が担架で搬送されるステラちゃんとすれ違うとか）いるものの、あくまで「お話」の時代設定を盛り上げるためのもの...には、成ってないよなぁ残念ながら。
ひょっとして、金型使い切ってないから、部分変更で商品でっち上げて元を取ろうなんていう大人の事情じゃないよな(^_^;)
ナチュラルの子供を教育する施設の描写があるんだけども（良くあるネタだしねぇ）ダークエンジェルの1st.シーズンの敵方マンティコラと全く一緒ってのは、ちょっとね...あ、こっちは遺伝子改造済みが教育されているんだった（笑）
さらに、そこいらも置き去りにしてしまうと...
「山があるからヒトは、登りたがるのだ」といったエゴの根幹に引っ掛かるような「お話」の一つ。周りで、何が起ころうと、何を切り捨て置き去りにしようとも目的は、必ず果たす。自分が出来なくても、続くヒトのために手立ては残す。
...はずだったんだろうけども、最後の最後で一人助けたがために、たぶん眠りに付くまでの時間が寂しかったなどと嘯いてはみせるものの、二人ともタイムアウト。
（エピソード部分で表示された経過時間は...27日を確信犯的にオーバーしている、だから有耶無耶なんだけどもネ）
映像やキャラクター造型は、かなり出来のよい部類に入ると思う。
平日夕方にオンエアされているマンガ原作の代物に比べるとねぇ、やっぱり。
どうもね、動画の人の腕が全般に落ちているんじゃなかろうか、セル画の時代に比べると。
色数の多さとかカット割とかBGMとか、そういった問題じゃなくて、もっと根っこの部分。
例えば、
丸い物が丸く見えてこない。
回り込んでいくと同じ物の形が途中で明らかに違っている。
（まぁ「お絵かき」の方からは、とっとと砂かけて逃げ出した人間が言っても仕方が無いんだけどね...笑）
つまり、中割が下手なんだ！！
元々が平面の物を平面に移して色つけて特効かけたら出来上がり♪
では、無いんだよなぁ、見てて気持ちが良いのは。
かと言って、最初からトゥーンシェードで3Dオブジェクトをレンダリングされてもねぇ。
...だったら、実写で良いじゃない？
（今なら、たぶん大抵のインチキ画像をニュースでオンエアしても誰も気がつかないと思うけどなぁ）
思い入れのあるキャラクターだと余計に、どうアニメに起こすかってのは、全然違う「何か」...えぇ〜い言ってしまえ、絵が下手過ぎ！最近のアニメーターさん達（いくら物価の優等生と揶揄されたとしても、やりたいからやってる「お仕事」だろうに）
ふぅ、気を取り直して...
これなぁ、もう少し長い尺で見たかったかなぁ。
一応、必要最小限な要素とファンサービステンコ盛りな部分も含めて楽しく見れるんだけどもねぇ。
なんか、こう、運種よりも突っ込み所が満載なのは...どうした物やら(^_^;)
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