漠夜

2006年12月5日コメント (2)
漠夜
ここ2年ほどリアルに夢を見ていない。
正確には、目が覚めたときに眠っている間に夢を見ていたという実感と記憶が無い。
理由は、簡単、処方された「お薬」のおかげ。
(実際には鼾に歯軋り寝言の類は盛大にやらかしているらしい...笑)
長い休みの際には、普通に眠れない物かと試してみるのだけれども、目を閉じても、言葉が頭の中をぐるぐるぐるぐる回り続けて、結局面倒くさくなって煙草を吸いに起きあがってしまう。
なんにせよ、昼間「お仕事」を、マトモにこなすには、睡眠は必須だから。
一日、二日のイレギュラーな事態を処理するには、テンションを高め続ける必要があるから、むしろ長時間の睡眠は邪魔なんだけども、ゆるゆるとオンスケジュールで作業を繰り返すには、やっぱり、数時間はきちんと思考をきちんと停止しないと...危うくなるから。
瞬断と励起を重ねている所を他人に見られるのは、問題だからなぁ。
(立場を入れ替えたら、絶対に同じ列の奴が手を抜いていたら許せないから。理由を聞けば納得はするかもしれないけれども、だったら同じ列に並ぶなよと薙いでしまうだろうから。ましてや知らない人の方が多い中でならば、傷んでいる所を晒すなんぞ、持っての外)
弱みを見せる方が圧倒的に「悪い」と思うから。
自分よりも強い物に対しては、誰も喧嘩をふっかけないから。
(自分自身の力量を相対的に図れない者も、圧に対しては、取り合えず抵抗して見せるという性分も同じ事、結果を想像できないという弱さは同様にして「悪い」)
異質であるならば、それを自覚しているか、他人から指摘されてから気がつくか、順番はどちらでも構わないんだけども、それ相応の覚悟が必要だ。
誰もが弱い物を喰い物にする。
また気紛れの優しさや癒し程(ましてや施しを行っている者が、己の善意の表れと感じているならば)性質の悪いものは無い。
知らなかったのだ許せ?
冗談じゃない、それを知らないのは、あなたの問題で私には一切責任は無い。
言ってくれたら判るのに?
だから、同じだってば。
判るとしても、それは私が騙った事に反応しているだけの事。
それでは何も変わらない。
だって、そもそも私は、あんまり喋りたくはないんだから。
できるだけ目立たないように、ひっそりと時間を潰していたいだけなんだから。
...まぁ、それが一番の贅沢であるという事も理解はしているんだよ。
そのために誰の何を掠め取っている事になっているかとか、どこで目を閉じ耳を塞ぐべきかという事を、習慣的にやらかしてるのと同じようにしてね。

さて、
いつまでこうして居られるだろう?
またいつか夢を見ることはあるんだろうか?
明けない夜は無いとも言うが、一日の時間のサイクルが私の感覚とずれているならば、余り意味が無い(24時間をして一日というのは便法だからねぇ...月の裏側は地表からは見えない。)

ならば適応するしかないのだろう。
意識の時間の針を進め、同じ自我を継承させながら世代を重ね...
慣れる。
精神も骸も...

思うんだけどね、そうしてしまったら、そう成ってしまったら...地平から太陽が昇り、骸を焼くんだろうなぁ、やっぱり。

...覚えていると思っていると感じているのは、その繰り返し。
リアルでも夢でもない何か。

コメント

あんみつ
2006年12月5日10:05

悲しい。泣。

kaj
kaj
2006年12月5日13:15

あ、姫猫さん♪

...ここは、見逃してやってくださいナ。
普段は、酔狂な「おやぢ」キャラで通して見せますから(笑)

う〜ん表書きにすべきではなかったかなぁ(^_^;)
kaj

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

最新のコメント

この日記について

日記内を検索