化物語(上)
2006年12月15日
一度でいいから、こんなシチュエーションで、こんな会話をしてみたい。
(もっとも文章の積み重ねだから面白いってのもあるんだけどね、音にして口から出してみると意外と楽しくなかった...笑)
標題に偽り無し。
確かにヒトで無くなってしまった者達が、まぁ次から次へとやらかすやらかす。
「戦場ヶ原ひたぎ」ってキャラクター造型は、好い♪
一本筋の通ったツンデレ加減が(能力的には、猫が虎をいたぶる様なものなんだけども)可愛いのなんの...イラストは無くてもよかったかなぁ?半端にラノベ的なキャラが固定してしまうのは、イラナイと思うから。
あとがきで作者が趣味に走ったってのは、良く判る。
戯言シリーズみたいに主人公が能力の出し惜しみをしないもの心地よい。
とにかくテンポと突っ込みだけで、このボリューム(上下巻あわせると、ちょっとした辞書?)を力技でねじ伏せている...かな。
面白くない状況にはまってしまう事は確かにあるなぁ。
境界上に立っているから、左と右、さらに真ん中の自分自身が、三つとも違っているのは判る。
でも、その違いを生み出しているのは、結局の所、自分自身が「感じて」しまった事なんだろう。
だから...言葉に頼って考える限り、主体たる各個にとっての虚実は、それほど重要なファクターでは無くなってしまう。
形式をまねる事で儀式をなぞらえる事で、収めてしまえると・思い込んでしまえると・補完しあって一つに成り「事実」や「過去」というザラザラとした異物感を無かった「現実」にすり替えられると...まぁ、そんな「物語」なんだろうなぁ。
誰かにとっての「おひとよし」ねぇ。
確かに、そんな選択肢も、まだ残ってるんだろうなぁ。
綺麗事で済ましてしまう事ができない訳じゃない。
テーブルの上だけ磨き上げて置けば、わざわざ下を覗く輩は、不調法だと切り払う事も出来るしねぇ(理由と目的は、常に後付だったからなぁ私の場合は、いつもいつもいつも)
腹を決める...ねぇ?
さて、どちらを向いて舌を出したものやら思案の為所でもあるんだよなぁ。
(少しずつセンスを取り戻し・拾い集めている気がし続けてるってのは、そういう意味でもあるんだろ?きっと)
(もっとも文章の積み重ねだから面白いってのもあるんだけどね、音にして口から出してみると意外と楽しくなかった...笑)
標題に偽り無し。
確かにヒトで無くなってしまった者達が、まぁ次から次へとやらかすやらかす。
「戦場ヶ原ひたぎ」ってキャラクター造型は、好い♪
一本筋の通ったツンデレ加減が(能力的には、猫が虎をいたぶる様なものなんだけども)可愛いのなんの...イラストは無くてもよかったかなぁ?半端にラノベ的なキャラが固定してしまうのは、イラナイと思うから。
あとがきで作者が趣味に走ったってのは、良く判る。
戯言シリーズみたいに主人公が能力の出し惜しみをしないもの心地よい。
とにかくテンポと突っ込みだけで、このボリューム(上下巻あわせると、ちょっとした辞書?)を力技でねじ伏せている...かな。
面白くない状況にはまってしまう事は確かにあるなぁ。
境界上に立っているから、左と右、さらに真ん中の自分自身が、三つとも違っているのは判る。
でも、その違いを生み出しているのは、結局の所、自分自身が「感じて」しまった事なんだろう。
だから...言葉に頼って考える限り、主体たる各個にとっての虚実は、それほど重要なファクターでは無くなってしまう。
形式をまねる事で儀式をなぞらえる事で、収めてしまえると・思い込んでしまえると・補完しあって一つに成り「事実」や「過去」というザラザラとした異物感を無かった「現実」にすり替えられると...まぁ、そんな「物語」なんだろうなぁ。
誰かにとっての「おひとよし」ねぇ。
確かに、そんな選択肢も、まだ残ってるんだろうなぁ。
綺麗事で済ましてしまう事ができない訳じゃない。
テーブルの上だけ磨き上げて置けば、わざわざ下を覗く輩は、不調法だと切り払う事も出来るしねぇ(理由と目的は、常に後付だったからなぁ私の場合は、いつもいつもいつも)
腹を決める...ねぇ?
さて、どちらを向いて舌を出したものやら思案の為所でもあるんだよなぁ。
(少しずつセンスを取り戻し・拾い集めている気がし続けてるってのは、そういう意味でもあるんだろ?きっと)
ISBN:4062836025 単行本(ソフトカバー) VOFAN 講談社 ¥1,680
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