マイダス

2007年1月25日
ある出来事とそれに付随して発生する感情を無効にするというのは被術者(含む私自身)が感じても意味が無い、考えるまでも無いと思い込ませてしまう技術の「お話」。

例えば、
自分自身で解消する事が出来ないと溜め込んでしまっている感情があったとして、
それを無効化するには、直接的に相反する感情を想起させる事でも可能だが、
むしろ手っ取り早く別の感覚を発生させ処理系を麻痺させるのが私の遣り方。
つまり...なんかオモンないって感じを無効化するには、別の傷口を作り骸の反応が、そちらに手一杯になるのに任せるって具合かなぁ。

そう、私は癒す者ではない。

傷を増やし、痛みを増やし、混乱を迷妄を増幅する。

其々が抱える喜びも悲しみも、ただ感情の起伏とみなして、別の波を掻き立てる。

植木鉢の花に水をやるのに、その結果が同じであるならば、如雨露を使うよりも、大嵐を呼んでしまえという方が面白いと思う。

ま、そこまで行かなくとも、苛立ちを抑えるために煙草を咥えてみたり、切れ味の良さそうな刃先に光を中てて魅入ってしまうってのは、よくある事だろう?

小さなたった一つの嘘に耐えられないのなら、もっと小さな沢山の嘘で塗り固めてしまえばいい。

心の痛みは骸の苦痛で紛らわせる。

小器用さなら、そうそう他人様に劣るつもりは無いからねぇw

...問題はね、そこには無いんだ。
術式を行えてしまう主格たる「私」を私自身は無効化できないって所にあるんだ。
昔は、自己暗示の応用で、ある程度、忘れた振りを・知らない振りをし続けることも出来たんだけども...今はリミッター外れてるからなぁ。
「イタイ」感を鈍らせる方向に働いてるみたいだ、私の場合、パキシルは(^_^;)
まぁ、そうでないと、ちょっとの刺激でもブレ幅がでかくなってるから、自分自身は日常のつもりでも周囲にとっては、トンデモナイって事になるのは明らかだしなぁ。

にしても
こうやって、あちこちに書き散らしてる事が、誰かの気に触らないと善いんだけどねぇ。(攻撃意図が無いのに構えられるのは...ちょっと寂しいかなぁ、やっぱり)

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kaj

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