誘導尋問

2007年3月23日
「今日は何で、そんなに突っかかるんですか?いつもみたいに普通に話してください!」
あのなぁ、貴女が普通だったら、私は鞘から抜かない。
いい歳こいた「おやぢ」が上司の座ってる机の前で社則を盾に大きな声なんざぁ出す訳無いだろうが...これは、明らかに私のギャラの範疇を越えてるんだけどもね(^_^;)
「これが素のわたしです。笑い顔と柔らかい物腰は全部造りモノです。」
それとも何か、自分が正しい事をしているとでも思ってたのか?
リアルな私は、此方でよりも本気で「えげつない」んだからね。
私を眼中に入れた時点で、君の負け。
伊達に酔狂で嘘吐きを名乗ってる。
私が、貴女身の口から言わせたかった台詞は3つだけ。
「私はトロイ」
「私はルールを遵守していない」
「私は仕事をしていない日がある」
はい、OK...ちょうど良いタイミングで定時パトロールの「退社してください」のコールがかかるまでの5時40分から6時までの20分間。
私は、久方ぶり正論をぶつけて、大ボスにも残っていた営業の面子にも聞こえるように声量を上げてフォースし、結果をもぎ取った形になるのかな?
駄目だよ、せっかく女性なんだから、泣いて逃げ出すとか殴りかかってくるとかカッターやコンパスを私の腹にでも突き立てるとか、もう少し、直截な反応も期待してたんだけどねぇ、勝手に予想通りに突っ走っちゃうと...公式には誰も手を貸さなくなるヨ。
月曜日には、私は、組合がらみでも、貴女の活動時間帯を封じる。
さて持ちこたえられるかな、その20年間の間に捩れて肥大したプライドに寄生する自我は?
元来、私は筋さえ通っているのならば、ギャラ貰う範疇のお話に手続きを段階的に辿るのをそれ程は好まないんだよ。規則集をきちんと読んでさえ置けば、抜け道なんざ幾らでも編み出して見せるよ(だって、ヒトが作ったような規則に穴が無い訳なんて無いじゃん)本当の事だけをしゃべらないで居られるのはデフォールト状態での私一人の状態での性能。
でも、んなもん四六時中表に出してたら、道を歩くたびに脂を刃に擦り付けて切れ味落としてるようなものじゃない...だから普段の私は、リアルにこういう立ち回りを善しとはしない。
卑屈になってみせても高圧的に傲慢に振舞ってみても、結論となる言葉が「私が無能です」じゃあ、あまりにも間抜けだ。
うん単純な事なんだ、私は貴女の職場での立場を無効にしたいんだ。
貴女は、決して特別な存在でも特別なスキルを持っているわけでもないという事を貴女自身に悟らせたいだけ。
来週一週間、私は一切、手を抜かないから♪
私のスタッフが作ってくれている時間を最大限、有効に使わせていただこう。
一挙手一投足を見逃してあげない...これまで2年と少し、上司の立場を慮って意識を其方に向けないようにしてきたんだけどねえ、タイミングが悪かったね。今の上司は4月で交代になるから、この件に関しては彼の責は問われないんだよ。
だからこその、このタイミング。
今の貴方では、勝ち目が無いというのが本当に判らないのか?
それとも、むしろ、是を切っ掛けにして追い出されてみたいのか?
駄目なんだよ、その選択肢は既に塞いであるからねぇ。
私が遣ってるのは貴女の目の前においてあった姿見にかけてあった「惰性に留保」という名前のぼろ布を取っ払ってるだけなんだから。
誰も何も言わないのは理解と肯定の産物だってか?
残念、不正解。
それはねぇ、別の奴だったら誤魔化せたかも知れないけれど(黙々と机に向かって何かをしていれば仕事なんだという自惚れもさせてあげない)同じ事をやってる私には、当然のように理解できてしまうんだよ。貴女は援護されるのに必要な義務を果していないし、むしろ汗水たらして走り回ってる営業さんやら徹夜続きのスタッフやらの気持ちを一度たりとも考えた事が無いだろう?自分が勝手に決めたルールに周囲を捻子向けようとしただろ。
来週も、また同じ会話をせざるを得なさそうだけども、今度は今回使わなかった今の上司が私向けて言っちまった二つの言葉をそのまま渡してあげよう。
「勝手な事をするな!」
「分を弁えろ!!」

まぁ、どっちでも私には....

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kaj

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