H.N.

2008年2月5日
H.N.
要するに己が自身に付けた自分以外の誰かに読んでもらう為の名前。
字面だけかも知れない、聴く事の出来る声かもしれない。
誰かが勝手につけたのではなく、自分で選んだ名前。

此方での古馴染の方々にはご承知の通り
私は、此方でも二つ名を称している。

一つに「嘘吐き」のkaj(英語のandに相当するエスペラントで「カイ」と発音する...Iではないという意味もいつの間にやら盛り付けた)で、一番、リアルな私に近しい者。

一つに「不自然」なnenatura(英語の「自然」にnotをくっつけたエスペラントで「ねなつら」と発音する)リアルな私を柵から解き放った企みを望み足掻く者。

何れも私。
どの私が口にした言葉も
どの私が口にする事が叶わなかった言葉も
逆に
誰かが私に向けたホワンと目を閉じる言葉も
怜悧で武骨で私を微塵に消し飛ばす不可知な言葉も
その責は、
凡て私が請け獲る。

私に巡り合うというのは、
私にとっても
私以外の誰かにとっても
善い事ばかりでは無い。
陰陽は、決して「在る事」と「無い事」なんかじゃない。
同じ質量の絶対値を振り分けたモノ
0を起点とするプラスとマイナスの1。
二進法では記述できない限りなく曖昧でロクでもない代物。

けれども
少なくとも、これを目にする者(私も含めた「私以外」)が居るという事が皮肉にも私の存在性を補強する状況証拠となってしまうという性質の悪いフラクタル。

私は私自身の呼称が、どんな扱いを受けるのも厭わない。
それは、
私自身ですらリアリティを感じられない私自身の存在を私に知らしめる福音でしかないのだから。
(実際に私は一つの名前を自分自身で屠った事も或る。が、リアルにヒトを薙ぐ時には、むしろ、その名前が私を突き動かし続けている、今も)

だから...

誰かが誰かの此方の名を勝手に弄くり回して居るのを見てしまうと過敏に反応する。
初めから応えなんぞ期待もしてないさぁね。
言ったもん勝ちの言いっ放しも重々承知。
それでも大きな御節介で嘴を突っ込むのはなぁ

不愉快なんだよ!

「何だの彼だの」と伏せ字ですらなく妄想で相手を蔑むという行為が。
書かれなかった事実を思い込みで決めつけて、砂上に無為な楼閣を組上げる。
え?
君のリアルな相似形以外の存在を君自身が理解できない責任まで他人に押し付けたいのか?
無駄だよ。
君の残された持ち時間と現時点での能力では、彼には及ばない。
どれ程、
リアルで立派な人物であるか何てなぁ此方では何のリアリティも無い。
にも拘らず
何度も何度も繰り返す。

「知らなかった」は理由にはならない!!
ルールが曖昧なゲーム中に自分勝手に「反則」だと騒ぐ事が誰かの同情を引くのが常道だと思えてしまえる驕慢さが煤けて見えらぁ。

私はヒトそのものが好きではないし、更に、その幼形成熟体ってのは、もっと好きじゃない。
葉隠れを気取るんだったら腹の一つも鋸で轢かれてみるがいい。

「猿滑骸骨」さんへ
遠慮無くお言葉に甘えます♪
ま、根が気狂いの戯言、飾りは無視してくださいナ(笑)

コメント

kaj

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