みさかい
ちょっとした疑念があるんだけども。

...「普通」は、
日常生活のレベルにおいても、
他人の思惑をコントロールしようとは、しない?する?
すごく些細な話なんだけども、
誰かに嫌われたくないと思い、その誰かの反応パターンを予測し、其れに合せて振舞う。
とか
誰かに所謂、喜怒哀楽の何れかの反応を引き出す為に策を弄す。
とかとか。
手か口かどっちでからでも大した違いはないと思うし、
その成果が予測通りの物であるかも問題ではなくて、
単純に、己の何かを代償に、誰かの何かを得る。
...それって、何処までが恣意的なものなんだろう?
また、何処からが偶発的に派生する状況にすり替わるんだろう?

普段は、あまり考えないテーマの一つなんだけど
(答えは、状況によって、最適な物から最悪な物まで全部「在り」だと思ってるから、個体差および状況により「予定調和」に導かれる...ただし、タイムレンジと量的な意味合いでのスケールは、それこそ千差万別と、私の中では決着している。まぁ最大公約数的な解を導き出すと言う事=何も述べた事にはならないってのと同じ仕組みなんだろうけどね)
「罰」ってのは、
多分なんだけども、
群れの中にある何らかの「律」であったり宗教的なものであったりする筈の「正当」に「否」を唱え、振舞った者に与えられる。
罰の程度により、ルール違反の度合いが測られる。
重ければ重いだけ
帰属する群れの一員であると言う事をリアルに体感できる。
(その選択により、己の「後」が、その群れの価値観からすれば「無く」なろうとも)
密教的な価値体系における「苦行」みたいな代物?
(ん〜っと他人様が一生懸命隠そうとしているオカルト的なものを、夜中に墓暴きする様な心算は無いので、あくまで滅茶苦茶、大雑把な比喩でしかないのは承知w)

これを無意識に遣れるか。
(あ、私は俗に「多重人格」と呼ばれる症候群の「責」は一個体に在ると言う考え方を支持しているので)主格の入れ替わりとか心神喪失とかに一切の思い入れが無い。
勿論、
リアルな私は彼の行為の是否についての判断をする立ち位置には居ない。

少なくとも
漏れ伝え聞く限り彼の行為は「普通」だ。
行為に至る思考過程、状況、結果の凡てが、いつ誰の身におきても不思議の無い。
ごくごく日常的な状況だ。
(不謹慎を承知で敢えて挙げるならば、効率の良さぐらいだろう...あの手際、一体、何時、どうやって身につけたのかが、この平和な国に生まれ育った者の「はずみ」で説明できるか?また、車は別として、刃物の種類が本来の目的とは異なっている。この条件下で同じ事をするのは、かなりの難易度が要求されると思うのだが...疑問は、それだけ)

彼が「普通」で無いと言う根拠は、私には見つけられない。
が、
群れが彼を「普通ではない」としたがる理由も厭と言うほど己の骸に刻んできた。
「普通」は「普通でない」モノを認める義務は無いからなぁ。

群れの為の「個」。
「個」から成り立つ群れ。
別の生き物にしか見えない。

私と同じヒトという種は特に(^_^;)

コメント

skullsberry
猿滑骸骨
2008年6月10日21:20

異常を平均値からの隔離として捉えるか、極端な損失が自明であるような行為をあえてすると捉えるか・・まあ、いろいろな異常の定義があるわけで、私などは日本人は偏った考え方をしていると思っているので、私には、国民全体が少し異常に見えるわけです。

秋葉の彼は、何の得にもならない、どう考えても身の破滅にしかならないことを一生懸命通やったという意味で異常であると、私は普通に思いまする。日常で面白くないことがあったり、敗北感から社会に怨念を抱いていたとしても、あれほどの骨折りをして、たかだか数人の無差別殺人をやろうとは考えないのが普通でしょう。人間は、普通、もっと怠け者ですから・・。だから、「いつ誰の身におきても不思議」なことだと思います

で、普通か異常かなんてのは、(陳腐を承知で言えば)相対的なものであって、ああいうことをする個体が沢山いると当然社会は滅びてしまうわけですから、私たちは普通に嫌悪感を感じるという点で、秋葉の彼は相対的に異常なんじゃないかと思います。

ぶっちゃけて言えば、あんなことして面白いのかな、というところです。私は、人殺しなんか気持ち悪いから、なるべくしないようにして一生を送りたいですww

kaj
kaj
2008年6月11日7:05

「猿滑骸骨」さんへ
私は、私自身を含めてヒトが嫌いです。
少なくとも事を起こす前の彼の言動は、多少の予兆を(これは完全に事後のインタヴューなので、あまり意味はありませんが)含みながらも、前科者では無かった筈です。

と言うのが、私の↑の前提。
「普通」のヒトは、確率的に犯罪者に成ら無い事はあり得ない。
「普通」のヒトは、未来の事象を予知する事も出来なければ、その結果を制御する事も出来ない。
これが、私の推論(水掛け論に成る気もしますが...笑)
だから、
「彼」は「普通」に遣らかした。
誰も、それに遭遇する事を避ける事はできない。
これは、私の仮説。

その意味では表書きは正確じゃないですね♪
「いつ誰の身に起きても、誰が起こしても私(私自身も含まれる)にとっては、不思議でもなんでもない」
って所でしょう。

ちなみに、貴方は偶々違う環境に在り、嫌悪されるかも知れない。
けれど、聞いた事はあるでしょう?
古来より狩猟は貴族の嗜みの謂い。
または、
今この瞬間にも、少年兵が敵を屠り宗教的法悦にも似た恍惚の表情を浮かべていると言う事実があり、これはヒトの歴史の中、繰り返され続けると言う事(勿論、未来永劫にね)

まぁ私の感覚的な言動の場合は「病気」の一言で片づけるのが無難だと思いますが...
「魔女狩り」が再開されないと良いのですけどねぇ。
「普通」でない、または、その兆しをDNAに刻まれたものは全体の福祉の為に抹殺する...困った事に(誤審は常につきものです)それだけの技術、そろそろそろっちまいそうなんですよねぇ。
kaj

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