虚しかねぇか?

2009年1月14日
虚しかねぇか?
今更なんだけども、ふと気がついて愕然とした。
ゼロという記号の意味は理解しているし、日常的にも使用している勿論。
正負の符号付の1や√にiに分数は指(想像上の)折り数えることが出来るけれど、ゼロを数える事は出来ない。
いや、ゼロを数えたという記憶が無い。
存在の欠落によって初めて気付かされる「何気無さ」。
非在は存在との相互補完によってしか証明できない?
う~ん本当に気持ち悪い。
確かにヒトの感覚器官は基本的に在る物に反応するようにしか出来ていない。
非在はヒトの想像力の中ですら輪郭で空虚な空間を塗りつぶすことでしか想像出来ない。
だからか、
ゼロを相殺するのはヒトの手に余る同じ概念上の無限大なのは。
...どちらにしろ現物を知覚出来ない。
(あ、勿論、無限大とは言うものの単純に現時点のヒトの手に余るだけで有限である可能性と大小を比較できるケースも在る事までは理解はできる...多分)
嫌な話だ。
限界を知ることにより、その外側を想像出来てしまう。
大地を支える象の骸を目を閉じて触ってるかの様な奇妙なシコリ。
ゼロという記号の意味するのは「無い」という状態の筈。
1と2の間は有限だが、ゼロと1の間は計り知れない筈。
にも拘らずゼロを基点として全ての世界が記述される。
何が嘘(必ずしも正しいとは言えない、ないし証明することが出来ない)なんだろう?どこで間違えているんだろう??
1÷1=1
は正しいが、
0÷0=
は(念のためDIV0errorが優先されるので、電卓では答えは出ない♪)
概念的には1が成立するような気がするんだけども
概念的には∞が成立するような気がするんだけども
生身のコレの持ち時間では捕らえる事の適わない結果であろうと推測しか出来ない。
つまり、
「お前は此処まで」と言われているのと同じ。
其処から先は無様な酔狂、実用的でも無い意味の無い事だね。

それでも?

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kaj

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